自身がLGBTQ+であることをカミングアウトしている有名人。
前回は日本人編を扱いましたが、今回は外国人編。
外国諸国は日本に比べて性的マイノリティに対する理解は進んでいますが、当人がカミングアウトをすることの勇気はいくばくか計り知れません。
そういった葛藤に想いを馳せながら、そして、そういった想いを持った人が自分1人ではないと思いながらこちらの記事をご覧になって下さいませ。
1.イアン・ソープ
イアン・ソープはオーストラリアの水泳選手であり、若くして代表選手になり、数多くの世界記録を樹立してきました。
そんなイアン・ソープですが、2014年にテレビ番組の中で自身がゲイであることをカミングアウトし、鬱病にも悩まされていたことを公表しました。
推測の威を出ませんが、今よりももっとLGBTQ+に対する偏見が強かった時代に自分のセクシャリティを抱え続けるのは相当なストレスであったと思います。
そういった想いから鬱病に繋がってしまったのかもしれません。
今まさに思い悩んでいる人も、信頼できる友達やLGBTQ+のコミュニティなどに相談をして自分1人で抱えこまないようにしましょう。
2.アンジェリーナ・ジョリー
世界的に有名なハリウッド女優、アンジェリーナ・ジョリーは1990年代に女優でモデルのジェニー・シミズと同性愛の関係にあったとカミングアウトし、
自身がバイセクシャルであることを公言しました。
バイセクシャルとは恋愛対象・性愛対象が男性・女性にとらわれないセクシャリティで、かつての夫であるブラッド・ピッド もバイセクシャルであると言われています。
世界中の誰もが知る有名人がこうしてカミングアウトをしていることは、どこかの誰かにとって勇気となることでしょう。
また、ジェニー・シミズは2014年に同性婚をされています!
とてもおめでたいことですね。
3.レディー・ガガ
世界のトップオブトップに君臨する歌手のレディー・ガガ。
ガガはこれまでに男性との熱愛も報道されていましたが、2009年に「女性も好きであり、性的関係を持ったことがある」という発言をし、
自身がバイセクシュアルであることを公言しています。
レディー・ガガはLGBTQ+のコミュニティーやプライド月間のイベントなどに積極的に参加し、自身もAlly(アライ)であることを強く主張しています。
そういった活動に賛同している人が大多数ですが、ピンクウォッシングではないかという意見も見られます。
真偽は定かではありませんが、世界的に影響力のあるレディー・ガガが声を上げてくれるのはマイノリティのコミュニティにとって大きいと言えるでしょう。
4.ティム・クック
ティム・クックは言わずと知れたAppleのCEOです。
ティム・クックは2014年に自身がゲイであることをカミングアウトしました。
「ゲイであることは神様がくれた最大の贈り物である」
「ゲイであってもいいし、そのままでいてもいい、それで人生で大きな仕事をすることができる」
という言葉をLGBTQ+の方々に向け投げかけています。
普段からAppleの製品を使う人は多いのではないでしょうか?
ゲイであれ、どんな性的指向や性自認であれ、人々を感動させる偉大な仕事はできるのです。
5.マット・ ボマー
ドラマ『ホワイトカラー』で一躍有名になったマット・ボマーも、
2012年にゲイであることを公表しました。
マット・ボマーはパブリシストのサイモン・ホームズと同性婚をし、
代理母出産により3人の子供を持つ父親でもあります。
ゲイでありながらも父親にもなり、俳優としても世界的に活躍をしているマット・ボマーのバイタリティと生き様は我々に勇気を与えてくれます。
まとめ
以上に紹介した方々以外にも沢山の人たちが、自身のセクシャリティをカミングアウトしています。
もし
「自分だけがおかしいのではないか」
「誰も理解してくれないのではないか」
と思ってしまったら、今すぐに調べてみて下さい。
あなたと同じ悩みを抱えている人、あなたの力になってくれる人は世界中に沢山います。
こちらの記事があなたの力になりますように。